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葬儀後の心得とマナー
挨拶回りについて

トラブルを残さないよう、後始末をきちんとすることも故人への良い供養になります。

初七日までに挨拶回りをすませましょう。

挨拶に伺う最初の方は、僧侶、故人の恩人、生前に特にお世話になっていた方、喪主の勤務先、葬儀委員長、町内のお手伝いしていただいた方等、故人とのかかわりのある方を先に回ること。また、社会的地位の高い人にも出向いた方が良いでしょう。喪主が未成年や高齢者の場合は、遺族代表が代わって挨拶に伺います。

服装について

挨拶回りの服装は、正式な喪服を着ていくこともありますが、ダークスーツ等の平服でもかまいません。

ご挨拶に伺う際には、手みやげを持参するのが一般的です。

町内からお手伝いに来て下さった方々には・・・乾物品・お茶・のり・消耗品がよろしいでしょう。

身内の勤務先、看護婦さんには・・・職場等の団体には全員で召し上げれるようなお茶やコーヒー等がよろしいでしょう。職場の方々にお手伝いしていただいた場合は、個別に手みやげを持って挨拶にお伺いした方がよろしいでしょう。

葬儀委員長さんには・・・葬儀にあたって、こまごまとした出費もあったことと考えられますので、それなりの物を持って伺った方がよろしいでしょう。

「香典返し」って何?
香典返し

「香典返し」というと北海道では、香典と引き換えにわたされる(のり・カットワカメ・ハンカチ等)品物ですが、本来の香典返しとは、故人の冥福を祈っていただいた方々へ、遺族の感謝の気持ちと、弔事に関する事が滞りなく終わりましたと言う、ご報告を四十九日の忌明後に品物に礼状を添えてお返しする事を「香典返し」と言います。通夜にわたすのは「会葬御礼品」というのが本当です。

香典返しのご予算

香典返しの金額は、「半返し」と言って、いただいた香典の半額相当の品物を贈りますが、故人が特にお世話になった場合などは、別に考えた方が良いでしょう。また、一家のご主人が亡くなった場合には、三分の一位を見当に考えます。逆に故人が天寿を全うした場合には、香典は同じ額のお返しをして感謝の意を表します。

香典返しの品選び

品物は三段階くらいに分け用意すると良いでしょう。頂いた香典の金額に応じて、品を贈るという方法が効率的です。選ぶ品物は、おめでたい時には記念として後まで残るものを選びますが、弔事の場合は消耗品を贈るのが一般的です、お茶・コーヒー・のり・椎茸・繊維製品(タオル・毛布等)の消耗品が一般的です。職場やグループへの香典返しは、取材相手名:全員で飲んで頂けるような、お茶やコーヒー等が一般的です。

仏事にふさわしい贈り物には由来があります。

【お茶】
お茶を飲みながら故人を偲ぶということで、お茶をお返しする習慣が残っています。

【繊維(シーツ・タオル・毛布)等】
実用品としては、もちろん、仏事では仏の世界へ旅立ちに白装束で旅立つという意味からさらしが利用されていました。その流れがシーツ・タオル・毛布という形で今も引き継がれて利用されています。

北海道での香典返しは?

本州でおこなわれている「香典返し」は、道内ではどのように行われているかご存知ですか?風習の違いを知らない為に大失敗したなんて事を未然に防ぐ為にも、しっかり把握しておきたいものです。

道内での香典返しをする範囲は?

(1)御香典を郵送していただいた方
(2)本州から弔問された方、全ての人に対して
(3)本州に在住されている親族の方々
(4)生前に特にお世話になった方(職場の方・恩師・町内の方々・葬儀役員・葬儀委員長・病院関係者等)
(5)喪主の勤務先

道内での香典返しを贈る時期は?

道内では本州と違って告別式のあと四十九日までの繰り上げ法要を行うケースがほとんどなので、準備が整い次第に発送される場合が多いです。

病気見舞いをいただきながら、他界してしまったお返しはどうしたら良いものか?

お返しされるのが一般的です。ただし、御礼状には御見舞と葬儀に対しての内容が書かれている礼状を添える事。

なぜ道内でも香典返しをする人が増えたのですか?

昔、貧困な開拓当時は「与力」といって力を与える意味からお返しは不要という慣例ができ、道内ではそのままの形で続いてきました。しかし、最近はある程度生活にゆとりもでき、遠い所や忙しい中にわざわざ来て下さったのに、故人に代わってご挨拶もお礼もできなかった方もいたと後で挨拶文と一緒にお返しを贈る方が増えてきました。また、本州とのつながり(会社関係も含めて)も増えたためです。

形見分け・お焚き上げについて
形見分け

形見分けというのは、葬儀終了後四十九日が過ぎ、故人が生前身につけていた衣類や装身具等を、近親者や親しかった友人などに記念の印として分ける事を言います。故人の遺品は保存するものと処分するもの(お焚き上げに出します)とに分けます。生前に関する書類については5年間、私的な書状は1年間とすると良いでしょう。

○研究室・図書館に寄贈

故人が生前に研究したりした貴重な蔵書、資料がある場合は、研究室や図書館に寄贈したりします。喜んでもらえるところに贈れば故人の供養にもなります。

○目上の人には形見分けはしない

形見分けは、どんなに親しい間柄でも、故人より目上の人に差し上げるのは原則として差し控えます。ただし、先方から望まれた場合は遺族とよく相談して、故人を偲び愛用できるものをお送りします。

お焚き上げ

お焚き上げとは、ご家庭の中に一般のゴミと一緒に扱う事のできない、魂の入った気にかかるものを丁重に焼いて供養する事を言います。

四十九日までの法要・納骨・埋葬
四十九日までの法要

仏式の場合死亡した日から数えて7日ごとに7回の法要を営み供養します。仏教では冥土に行った死者の審判が、7日目ごとに行われると信じているからです。しかし、現在では7回も法要を営むことはたいへんなので、初七日と七七日(49日)の法要を盛大に行っています。

納骨と埋葬の仕方

火葬した遺骨は、あまり長く家におかないようにし、おそくとも1年以内に納骨と埋葬を済ませるものだと言われています。納骨と埋葬の違いは、遺骨を納骨堂に納めることを納骨、墓地に納めることを埋葬といいます。自宅に安置した遺骨を七七日(49日)にすませて墓地に埋葬します。道内において、冬期間は遺骨を安置できないので、お寺に預け、(仮納骨)雪解けがすんだら埋葬します。埋葬式には、僧侶、墓地の管理人などに、礼金も必要になります。白い和紙の包か不祝儀袋に入れ、僧侶には「御礼」、石屋さん、管理人さん等には「寸志」などと表書きをします。埋葬・納骨が終わったら、食事のもてなしをします。納骨式の時は喪主は正式の喪服を着用します。

喪中の心得
服忌(ふっき)

近親者が亡くなったときに、死者のけがれがある間を「忌」といい、喪服を着て身を慎むことを「服」といいます。明治7年に公布された「服忌令」によれば肉親(1親等)が死亡した場合「忌」50日、「服」が13ヶ月となっています。現在では服忌令を目安にしつつ、死後七七日(49日)までを忌中、一周忌までを喪中とすることが多いようです。

仕事などで特にお世話になっている人への年始回りは?

仕事などで特にお世話になっている人への年始回りは、故人と関係があった人への年始の挨拶はいっさい控えますが、故人と面識がなく、自分にとっては大切な仕事の取引先であるなどという場合には、松の内が過ぎてから「今年もよろしくお願いします。」という意味で挨拶に伺えばよいでしょう。

忌中期間・喪中期間に慎む事

忌中期間は、結婚式や慶事への参拝は慎まなければなりません。喪中の期間は、正月のお祝い事は行いません。したがって、毎年年賀状を出している相手には、先方が年賀状を用意する前、11月中に年賀欠礼ハガキを発送します。死者を出した家では2親等まで不幸とするのが一般的です。

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